OPEN HOUSE
JAPAN

2025.09.26 | Tokyo

バーチャル・テスト・ドライビングの技術セミナー&交流会​

OPEN HOUSE Japan: 2025年9月26(金)開催

お客様によるご講演、IPG Automotiveの最新技術のご紹介、パートナー企業様による
展示・ミニセミナー、また講演後は交流会を予定しております。​
ぜひ、プログラムをご確認の上、お申込みください。
皆さまのご来場心よりお待ち申し上げます。

プログラム

Information at a glance

日付

2025年9月26日(金)​

会場

東京コンファレンスセンター・品川 4F
402N & ボードルームN
(JR品川駅港南口(東口)より徒歩2分)​

費用

無料 (昼食・懇親会含む)

使用言語

日本語及び英語(同時通訳あり)​

ご招待

自動車メーカー、サプライヤ各社など​

同業他社のお申込みはお断りいたします

プログラム

時間講演内容講演者

10:00–10:30

受付

 

10:30–10:50

オープニング

Steffen Schmidt
IPG Automotive
President & Chief Executive Officer

10:50–11:30

特別講演
安全・自由な移動を実現するHonda知能化モビリティと
それを支える開発環境

Hondaは、協調人工知能CIを用いて高精度地図に頼らず一般道走行が可能なLevel4自動運転の早期実現を目指している。それには熟練ドライバーのような高知能と高信頼性の両立が必要であり、AIとモデルベース制御を組み合わせたハイブリッド自動運転システムのEnd-to-End学習が必須となる。
この講演では、Hondaの自動運転システムと開発環境について紹介する。

安井 裕司 氏 (工学博士)
株式会社本田技術研究所
知能化・安全研究領域統括
半導体研究領域統括
エグゼクティブチーフエンジニア

プロフィール

11:30–12:10

IPG Automotive講演 1
車両開発およびテストのための包括的ソリューション

CarMaker製品ファミリの最新機能を活用し、現代の車両要件にどのように対応できるかを紹介する。すぐに利用可能なHDシナリオや天候効果、3Dアセット、センサモデルを用いたADASおよび自動運転(AV)アプリケーション向けのテストシナリオの構築方法、新たに追加されたトラック用車両運動モデルによる複雑なトレーラー構成のモデリング手法についても取り上げる。ソフトウェアテストをHIL(Hardware-in-the-Loop)環境へシームレスに移行し、最新ハードウェアプラットフォームの高い処理能力の活用と多様な可能性を紹介する。また、今後リリース予定のCarMakerおよびその他IPG Automotiveソフトウェア製品に搭載される新しいGUIについても、いち早くご紹介する。

Andreas Höfer
IPG Automotive
Senior Vice President Development & 
Chief Technology Office

12:10–13:50

昼食&パートナー企業展示&ランチョンセミナー

ランチョンセミナー①:富士ソフト株式会社

フォトリアリスティックな景観構築の効率化と、AutowareとCarMakerによる
自動運転シミュレーションの実現に向けて 

ランチョンセミナー②:日本シノプシス合同会社

エレクトリック・デジタルツイン:仮想開発環境で革新的なSDV検証を実現 

ランチョンセミナー③:株式会社東陽テクニカ

CarMakerとハブダイナモメータを用いたVehicle in the Loopシステム 

 

 

 

13:50–14:30

特別講演 2
電動・自動運転車シミュレーション基盤取組状況

「グリーンイノベーション基金事業/電動車等省エネのための車載コンピューティング・シミュレーション技術の開発/電動車両シミュレーション基盤の構築」において、車両開発の効率化のためにOEM、サプライヤーが共通で利用可能な電動・自動運転車のモデル化が求められている。車両挙動を評価するシナリオで実験とシミュレーションを実施し、車間距離、車両速度などで精度を確認した。

髙山 晋一 氏 (工学博士)
一般財団法人日本自動車研究所
自動走行MBDグループ 
グループ長 主任研究員(上席) 

プロフィール

14:30–15:10

IPG Automotive講演 2
ワランティコスト削減のための迅速なソフトウェア検証

ソフトウェアに起因するワランティコストは、世界の自動車業界に深刻な悪影響を及ぼしている。そのコストは年間数十億ドルにのぼり、企業の評判や信頼の喪失にもつながっている。多くの企業がこの問題に対する効果的な解決策を見いだせずに苦慮している。本講演では、以下のような成果を生み出すためのTipsやベストプラクティスを紹介する。
・ソフトウェアの質を目に見える形で改善
・量産前に、より多くのバグをより早く発見
・顧客へリリースする前にソフトウェアバグの数の削減
・ソフトウェア保証コストにかかる費用の削減

また、自動車業界の組織が「ゼロから」始めることなく、既存のワークフローを活用してこれらのメリットを実現する方法について、バーチャルECU、クラウドベースのソフトウェア検証、迅速なHiL(Hardware-in-the-Loop)テスト、ViL(Vehicle-in-the-Loop)にフォーカスして紹介する。

David Howarth
IPG Automotive
Director, Global Sales Strategy

15:10–15:30

休憩&パートナー企業展示

 

15:30–16:10

IPG Automotive講演 3
UTAC Scoring Set Europe: Euro NCAP 2026に対応した
バーチャルテスティング

欧州のADASおよび自動運転機能に関する規制の更新や、バーチャル評価がますます求められるEuro NCAP 2026プロトコルを見据え、IPG AutomotiveとUTACは新製品「UTAC Scoring Set Europe」を共同で提供する。本講演では、CarMakerシミュレーションソフトウェア上でテスト可能なEuro NCAP 2026要件に準拠したシナリオカタログ、UTACスコアによる評価を含むソリューションならびに、両社が注力するテストコースやターゲットなど現実的なバーチャル試験環境の構築やシミュレーションと実車試験のコリレーション、今後の最新の要件に合わせた継続的なアップデートについて紹介する。

Charles Miquet
IPG Automotive
Lead Global Sales Strategy Manager

16:10–16:50

IPG Automotive講演 4
VIRTO:仮想開発ワークフローのスケーリング

自動車開発の現場は引き続き大きな変革に直面しており、ソフトウェア定義車両(Software Defined Vehicle)の到来が目前に迫っており、対応した開発手法、ツール、ワークフローが求められている。VIRTOは、こうした要件にシームレスに適合し、クラウド上での並列テストおよびシミュレーションを可能にするものである。これにより、新しい車両の開発、テスト、検証のスピードを飛躍的に向上させることができる。2社の顧客事例を通じて、この包括的なワークフローの実際の適用例と有効性を示すとともに、OEMおよびサプライヤ側で必要となる可能性のある組織変更についても言及する。

Michael Kochem
IPG Automotive
Vice President SCE 
Branch Manager Frankfurt

17:00–19:00

懇親会

 

 

 

お申込みはこちら

講演者紹介

Yasui-sama

安井 裕司 氏 (工学博士)
株式会社本田技術研究所

1994年、(株)本田技術研究所へ入社。適応制御、モデル予測制御、ニューラルネットワークを用いた低公害エンジン、HEV、パワートレイン制御、F-1用トラクションコントロール等の研究開発に従事。現在、AIを用いた自動運転/運転支援システムと半導体に関する先進研究領域のエグゼクティブチーフエンジニア。

Yasui-sama

高山 晋一 氏 (工学博士)
一般財団法人 日本自動車研究所

2005年、財団法人日本自動車研究所に入所し、安全研究部衝突安全Grに所属した。
シミュレーションを用い、歩行者×自動車、側面衝突時の乗員傷害に関する研究に従事。
現在は自動走行研究部にてADASを含む自動運転に関する研究に取り組んでいる。

出展協賛企業

企業名出展概要

富士ソフト株式会社

富士ソフト株式会社は、1970年創立の独立系ITソリュー ションベンダ ーである。自動車業界などの製造業界向け’'組込制御系システム分野 ’'、幅広い技術分野と業務知識を生かした ’'業務系システム分野 ’'、独自製品やソリューション開発の’'プロダクト・サービス分野 ’'の3つ を柱としている。仮想化やクラウドなどの最新技術を活用したソリューション、コミュニケーションロボットPALRO、ペーパーレス会議システムmoreNOTE、仮想化オフィス空間FAMoffice、教育メタバ―スFAMcampus、モバイルWiFiルーターの+Fシリーズなどを提供。
当社が近年、重点分野として取り組んできた AI、I oT、Se curity、Cloud、Robot、Mobile&Auto Motiveの7 つの技術分野に加えて、DX、SGなどの先端技術や、Service Des ign、IT コンサルティング、Globa l展開などにも幅広くチャレンジ。当社の技術戦略を「DX +AI S- CRM+SD+(S)G2」として、お客様の付加価値向上を目指している。

www.fsi.co.jp

株式会社堀場製作所

HORIBAはモビリティ分野において、排ガス測定装置MEXAをはじめとするエミッション関連製品に加え、バッテリー、熱マネジメントシステム、燃料電池システムなど、電動部品やシステムの評価設備も提供している。さらに、評価設備全体を統括するテストオートメーションSTARSによる評価の自動化、実験データを用いたモデル化やHiLS構築によるMBD推進の支援を通じて、効率的な開発を実現するソリューションを展開している。展示ブースでは、IPG社のCarMakerで生成した多様なテストシナリオを活用した「Battery in the Loop」など、部品段階でのリアルワールド相当の評価を実現する電動分野の評価事例を紹介する。

www.horiba.co.jp

 

キーサイト・テクノロジー株式会社

キーサイト・テクノロジーは、1939年に計測器メーカーとして創業したヒューレット・パッカードから始まる約80年の歴史を持つ電子計測器メーカーである。創業以来、最先端技術で電子計測業界をリードし続けており、グローバル競争が増す自動車業界に対しても最新鋭のソリューションを提供している。展示ブースでは、CarMakerと組み合わせたAD/ADAS向けV2X HILシステムの実機デモ、およびIVIなどのGUIを含むソフトウェアテストの自動化ツールを連携させるアプリケーションについて紹介を行う。また、512個のレーダーターゲットを使った複雑な走行シナリオのテスト(Radar HIL)なども紹介する。

www.keysight.co.jp

 

MathWorks Japan

MathWorksは、モビリティ分野におけるモデルベースデザイン(MBD)を支えるソリューションを提供している会社であり、電動化、ADAS/自動運転、車両制御など多岐にわたる開発領域を支援している。
3Dシーン・シナリオ作成ツール RoadRunnerは道路や走行シナリオを直感的に設計でき、OpenDRIVEやOpenSCENARIO形式での出力によりCarMakerへの展開が可能である。センサデータをもとに現実的なシナリオを生成する機能も備える。展示ブースではCarMakerとRoadRunnerを組み合わせた連携ソリューションを紹介する。

jp.mathworks.com

株式会社小野測器

小野測器は、変化し続ける自動車開発要求に対し、柔軟かつ的確に対応可能な幅広い製品ラインアップを有している。中でも、計測制御技術においては高い技術力を誇り、各種センサを用いた高度な計測技術はもとより、制御技術を組み込んだHILベンチソリューションにおいても、多数の導入実績と高い評価を獲得している。また、IPG社が保有するOpenXやAD/ADASといった多様なソリューションと、当社の計測・制御技術を連携させることにより、リアルとバーチャルが融合した先進的な自動車開発ソリューションの提供が可能となる。本イベントでは、IPG社との連携による事例紹介を行う。

www.onosokki.co.jp

ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

OEM/レーダーTier1などにとって、ADAS/AD機能の更なる高度化のために、システム検証におけるテストシナリオの種類とその数は膨大になっており、検証時の実車両でのテストを、HiLs/ViLsを活用したシミュレーションに置き換えて、全体のテストをいかに効率化するかが、非常に重要となってくる。
ローデ・シュワルツのRTS:レーダーターゲットシミュレータ(R&S AREG800A & R&S QAT100)は、IPG社のCarMakerなどのバーチャル環境(車両/道路環境)を生成するシナリオエディタと連携し、バーチャル環境でレーダーが検知しているターゲットを模擬することが可能となる。デモでは、弊社RTSを用いたHiLs/ViLsテストを紹介する。

www.rohde-schwarz.com

エスディーテック株式会社

MovieNXによる仮想空間におけるシミュレーション環境の充実を図るため、日本の景観を再現した3Dオブジェクト「Nihon Landscape Essentials」を紹介する。シミュレーションで実現したいシナリオを基盤とし、MovieNX内でのシナリオ構築も請け負う。また、多様なシナリオや景観パターンの作成に際し、3Dオブジェクトを一つずつ配置する手間を軽減するため、3Dオブジェクトをランダムに自動配置可能なツール「3D Object Mapper」も併せて紹介する。

www.sdtech.co.jp/

 

日本シノプシス合同会社

シノプシスのエレクトリック・デジタルツインは、ソフトウェア駆動型の車載設計をサポートする完全な仮想環境を提供。車載用半導体メーカー、Tier1、OEMは、単一ECUから複数のECUを含む完全なE/Eアーキテクチャの仮想化を可能とし、ソフトウェア早期開発、テストにおいてより効率的な開発環境を導入することができる。
Synopsys eDTはIPG社のCarMakerと協調し環境・ドライブシミュレーターとのクローズループでのテストを可能にする。ADASそしてパワートレイン・シャシードメインにも適用可能。また、Synopsys TPTの“Testing powered by AI”によりCarMakerとのテスト生成とカバレッジが100%可能。

www.synopsys.com

 

株式会社東陽テクニカ

近年、車両の高度化と複雑化に伴い開発現場では試験・検証工数の増加が大きな課題となっており、効率的な手法が必要とされている。特に実車両を用いた試験においては、様々な条件での走行試験を行うため多くの時間を費やしており、工数の削減が強く求められている。この課題の解決方法のひとつとして、実車両とシミュレーションを組み合わせたVIL(Vehicle in the Loop)が注目されている。 世界最先端の試験計測機器およびそのシステムを提供する東陽テクニカは、今後の自動車開発を支える手法として、スウェーデンの子会社であるRototest社のハブダイナモメーターとIPG社のCarMaker用いたVIL(Vehicle in the Loop)システムを提案する。
当社が近年、重点分野として取り組んできた AI、I oT、Se curity、Cloud、Robot、Mobile&Auto Motiveの7 つの技術分野に加えて、DX、SGなどの先端技術や、Service Des ign、IT コンサルティング、Globa l展開などにも幅広くチャレンジ。
当社の技術戦略を「DX +AI S- CRM+SD+(S)G2」として、お客様の付加価値向上を目指している。

www.toyo.co.jp

 

tracetronic株式会社

tracetronic株式会社はドイツのドレスデンに本社を持ち、自動車のECUソフトウェアのテストマネージメント全般に対するソリューションをグローバルで提供している会社である。主な製品は自動ソフトウェアテストのecu.test、テストレポート管理のためのtest.guideでありこれら製品をベースにソフトウェアテストプラットフォームone:cxの提供を始めている。

www.tracetronic.com

 

IPG Automotive

バーチャル・テスト・ドライビングを実現するシミュレーションツール『CarMaker・TruckMaker・Motorcycle Maker』の最新バージョンの紹介、ADAS/自動運転に向けたセンサーシミュレーションソリューション、およびユーロNCAP 2026年ADAS機能評価プロトコルに対応した新製品「UTAC Scoring Set Europe 2026」を、デモを交えて紹介する。

www.ipg-automotive.com