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「CarMaker」が自動車機能安全規格ISO 26262の認証を取得

Mit der Zertifizierung nach ISO 26262 lässt sich die Simulationslösung CarMaker noch leichter in Prozesse integrieren.

バーチャル・テスト・ドライビング技術のグローバルリーダーであるIPG Automotive(ドイツ・カールスルーエ)は2024年8月14日、シミュレーションの信頼性をより向上させるため、シミュレーション・ソリューションである「CarMaker」において、自動車機能安全規格ISO 26262認証を第三者認証機関であるドイツTÜV Nordから取得したことを発表しました。この認証の取得により、CarMakerの品質が最高水準であることが確認されたことになり、ユーザの安全関連プロジェクトへの活用を推進します。

車両開発に対する要求は、開発サイクルの短縮とコスト高により増しており、それに伴い、その要求に見合うツールの必要性も増しています。CarMaker製品ファミリのようなシミュレーション・ソリューションは、新しい車両の機能や部品をテストし、また最終的に特定の規格への準拠を確認するOEMおよびサプライヤをサポートします。

ISO 26262は、機能安全を確保するため車両の電気・電子システムの開発のためのプロセス、作業そして手法を定義した規格です。新しい安全上重要な運転機能とコンポーネントは、リスクを最小限に抑え、事故を防止するため、この規格に沿って妥当性を確認される必要があります。また、開発中に使用されるツールに対してもこの品質要件が適用されます。すべての検証プロセスでツール信頼性レベル(TCL)を証明する必要がないように、ツール自体の認証を取得することでユーザはコストと時間を節約できます。

ドイツの第三者認証機関TÜV Nordでは、専門家が品質保証プロセスを綿密に分析し、ソフトウェア演算の正確性を保証しており、このたび2024年6月にCarMakerの品質がISO 26262-8規格すべての自動車安全水準(ASIL-AからASIL-D)に適合することを確認しました。これによりCarMakerはツールとしてのISO 26262認証を取得しました。

チーフ・テクノロジ・オフィサのDr. Andreas Höferは「シミュレーションは今後の車両開発に必要不可欠なものです。ISO 26262認証が当社のソリューションが信頼いただけるものであることを証明しています。CarMakerがより簡単にプロセスに統合され、お客様の労力を軽減できることを喜ばしく思います。」と述べています。